過ごしやすい秋がやってきたと思ったら、あっという間に冬の足音が聞こえるようになってきました。
お部屋にいても寒い、冷える、と感じることも増えてきて、一人暮らしのお部屋で暖かく過ごすための工夫ができたら良いですよね。
今回は、一人暮らしの方向けに「お部屋を暖める3つのポイント」についてご紹介します!
①「窓」の対策
ガラス面には「プチプチシート」
梱包のときに使う緩衝材の「プチプチ」は窓に貼ることで室内であたためられた熱が外に逃げるのを防ぐ効果があります。
プチプチは100円ショップやホームセンターなどで安く手に入れることができます。
他にも「アルミシート」や「断熱シート」などがあるので、予算や用途で賢く選びましょう。
サッシの隙間には「隙間風防止シート」
窓ガラスの対策をしてもサッシの隙間からも外の冷たい空気は入り込んでしまいます。
そこで活躍するのが「隙間風防止シート」です。
サッシと窓枠の間に貼ることで、隙間風を防ぐことができます。
こちらも100円ショップにありますが、窓の大きさによってはホームセンターなどで長さのあるものを選んだ方がお得かもしれません。
夜は「雨戸」「シャッター」を閉める
少し手間に感じるかもしれませんが、雨戸を閉めるのもオススメです。
外気が直接窓に当たることや、室内で暖まった空気が外に逃げることを防いでくれます。
お部屋に雨戸やシャッターがついていなければ、防寒、断熱効果のあるカーテンを使うのもおすすめです。
②「床」の対策
エアコンで室内をあたためても、暖かい空気はお部屋の上にたまってしまい足元はなかなか暖かくなりません。
そこで「床」をあたためることが大切になります。
「ホットカーペット」
ホットカーペットのメリットは、すぐに温まることです。電気代はかかりますが、長時間つけたままにしない、低温を保つ、などの使い方の工夫で電気代を抑えることができます。
ホットカーペットの大きさも色々ありますが、お部屋の中でいつもいる場所に合わせて、なるべく小さいものをおすすめします。
「コルクマット」
床の冷たさを緩和するには、コルクマットを敷くのも効果的です。
コルクは断熱性がとても高いので、床の上に敷くだけで冷たさを遮ることができます。
コルクマットは厚さや大きさ、枚数によって価格も変わってきます。使用する場所や広さによって最適なものを選びましょう。
「ラグマット」
ホットカーペットやコルクマットほどの保温効果はありませんが、床からの直接の冷たさは防ぐことができます。
ラグマットは色や形、模様などが様々あるので、お部屋のアクセントとして好みのものを選ぶことができるメリットもあります。
また、ダニや汚れに対応できるように、購入するなら洗えるラグマットを選ぶことがおすすめです。
③「玄関」の対策
玄関も窓と同じように冷気が入りやすく、家の中で最も寒い場所です。
玄関の防寒対策もお部屋を暖かくする上で欠かせません。
玄関扉に「断熱シート」、ドアのすき間に「隙間風防止テープ」を貼る
玄関の扉にアルミシート、緩衝材のプチプチ、段ボールなど断熱できるものを貼るだけで寒さ対策ができます。
また、ドアからの隙間風に対しては隙間風防止テープを貼ることで冷たい空気の侵入を防ぐことができます。
玄関とお部屋の間に「仕切り」をつくる
玄関入ってすぐのところがキッチンであったり、玄関から居間までが真っ直ぐで仕切るものがないなど、間取りによっては玄関からの冷気が直接伝わってしまうお部屋もあります。
そのようなところには、つっぱり棒などを使ってカーテンを下げて仕切りを作ることで、冷気を遮ることができます。
防寒対策になることはもちろん、目隠しの効果もあるのでおすすめです。
その他の対策
その他の対策として、以下のようなものがあります。
・暖房器具
小さな電気ストーブは居間の他、キッチンや洗面所などで局所的にあたためることができます。
・サーキュレーター
サーキュレーターを使ってエアコンの風を循環させることで、床面の冷たい空気と上部に溜まる暖かい空気が交ざり、お部屋全体が暖かくなります。
・コタツ
コタツを使うことで、足先から身体全体が温まるので、エアコンの設定温度も少し下げることができます。お部屋の広さに余裕があるならコタツもおすすめです。
・加湿器
冬は空気も乾燥するので加湿器は必需品となりますが、湿度が高くなることでお部屋も暖かく感じられるので乾燥予防も兼ねて使用すると良いです。
まとめ
いかがですか?
「窓」「床」「玄関」の防寒対策で、寒い冬に向けて対策をしていきましょう!