一人暮らしをしている人は実際にどんなメリット・デメリットを感じているのでしょうか。また、デメリットにはどう対処しているのでしょうか。
今回は一人暮らしのメリット、そしてデメリットへの対処法をご紹介します。
これから一人暮らしを考えている人も、ぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしのメリット
自由な生活ができる
一人暮らしをしている人が一番感じているのが自由な生活ができることではないでしょうか。まず、時間を自分で操ることができるので、食事や入浴の時間はもちろん、好きなときに好きなことをすることができます。
時には好きなだけ趣味の時間に没頭してみる、なんてこともできますよね。
また、外出も自由、夜更かしも自由、友人を招くのも外泊するのも気兼ねなくできます。
経済感覚が身につく
一人暮らしはお金の管理をすべて自分でやらなくてはならないので、毎月の収入と支出に敏感になり、経済感覚が身につくようになります。
家賃は毎月変わりませんが、光熱費はムダをなくせば節約することができますし、食費では買い物を工夫してメニューを考えるなど、やり繰りが上手にできるようになります。
いつでも自分のお財布事情がわかるようになるので、将来生活していくための大切なスキルを身につけられますね。
時間の管理が上手くなる
一人暮らしは自由な時間がもてる分、時間の管理はしっかりやらなくてはなりません。
1日の時間をきちんと管理しなければ、仕事や学業に支障をきたすことになってしまいます。何時に起きて何時に家を出るなど、スケジュール管理が上手にできるようになります。
家事ができるようになる
当たり前ですが、一人暮らしでは家事を1人でやらなくてはなりません。
家事といっても掃除洗濯、料理、ゴミ出し、買い物まで色々ありますよね。
はじめは大変に感じるかもしれませんが、生活していくうちに当たり前にこなせるようになるので心配ありません。
また、かける時間や手の抜き加減もわかってくるので、忙しいときや面倒なときにはムリをしない、というスキルも身につきますよ。
判断力が身につく
一人暮らしでは、やることはもちろん決めることも1人で決めなくてはなりません。
そのため判断力が身につき、より自立できるようになります。
大ごとになりかねないことは親などに判断を仰ぐことが必要ですが、生活していく上での色々な決めごとは自分で判断できるようになります。
一人暮らしのデメリットと対処法
お金の管理が大変
お金を自由に使える分、お金の管理をしっかりしなくてはなりません。
毎月支払わなくてはならない家賃・光熱費・携帯電話などの通信費は確保しておいて、そのほかに食費、日用品、交際費などを割り振っておくと、計画的に使うことができます。
家計簿をつけることで毎月何にどれくらい使っているのかが分かってくるので、上手にお金の管理ができるようになりますよ。
食生活が乱れる
一人暮らしでは毎日の食事をしっかり作って食べるのは時間も手間もかかるし大変です。
毎日同じような食事になってしまったり、疲れた日はコンビニのお弁当で済ませることもありますよね。
そして、どうしても好きなものばかりを食べてしまいがちなので、栄養バランスも偏ってしまいます。
そこで、次の点に注意してみましょう。
- 暴飲暴食を避ける
- 1日一食でも野菜を摂るようにする
- 食事時間が不規則にならないようにする
食生活が乱れると体調を崩す原因にもなり、仕事や勉強に影響を及ぼしてしまうので、健康のためにも気をつけましょう。
生活リズムが乱れる
一人暮らしは自由な生活ができる反面、生活リズムが乱れるおそれがあります。
時間を自由に使える分、ついつい夜更かししてしまったり朝寝坊したり、食事を摂らなかったりと、睡眠時間や生活習慣が乱れることで、体調にも影響してしまいます。
時間の管理をきちんとして、規則正しい生活を心掛けるようにしましょう。
病気やケガのときの不安
一人暮らしでは、病気やケガをしてしまったときが一番困ります。調子が悪くても1人で対処しなくてはなりません。
そんな時のために、地域の病院や、緊急の場合の救急医療情報センターの連絡先を調べておくといいでしょう。こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
また、常備薬や体温計を備えた救急箱や、水や栄養補給ができる保存食なども備えておくと安心です。
まとめ
いかがですか?
一人暮らしのメリットとデメリットへの対処法をご紹介しました。
デメリットは対処することでより良い生活を送ることができます。
一人暮らしをしている人も、これから一人暮らしを考えている人も、メリットを活かして充実した毎日を過ごせると良いですね。